下積み時代の先に

一週間も一息ついたのでブログを書こうと思う。前回のshivaのミクシ日記の記事に触発され、その中にあった5つの内容を、自分なりに詰めてみようと思う。(○はshivaの文章 ミクシより)

○「やっぱプレイヤーになりたい。プレイヤーと言っても、単に金や組織だけを動かすことには僕は興味がなく、僕はあくまでテクノロジーに拘っている。」

○「35歳ぐらいで一勝負したい。独立、起業、転職いろいろな選択肢がある。会社で一生勤めて出世を志す道はとてもつまらない。視野が狭すぎる。」


 プレーヤーとして生きたい、自分の言葉で表現すると”舞台に立って勝負したい”ってことだろう。それはすごく良く分かる感情だ。そうでなければ、自分は今頃大学を卒業して、大学同期と同じようにハウスメーカーに、何の疑問もなく就職していただろう。多分30代の半ばより訪れる”舞台に立つチャンス”に向かって、そこで自分を惜しみなく表現できるように、スキルを磨き続けることが大切だ。

 その勝負をかける時に、どんな能力がないとマズイかを正確に考え、20代の下積み時代を自分なりに行動に移したい。35歳ぐらいで一勝負したいとshivaの文章にもあるように、そこでどう仕掛けられるかが中間的な最終目標だと思う。20代はその一点に向かって収束するのだろう。友人と会い飲みをした時に、そういう話を段々と具体的なレベルへと近づいて行きたいものだ。


○「20代は多少辛くともがむしゃらに苦労しといたほうがいい。ただし30代、40代になって、同じ苦労をしてはいけない。ステップアップが必要だと思う。」

○「僕は20代(+30代前半)をなんとか堪えたい。20代さえ耐えられれば、一気にゲームは面白くなるはず。職人系は特にそういう世界だと思う。」

○「ビジネスマインド、ビジネスセンスを養っておきたい。新規性の高いプロジェクトなんかに積極的に参加してみたい。」


 舞台に立って自分を始動させる時が35歳前ぐらいだと仮定した時、その前の20代から30代前半は、自分のスキルを磨き、武器として戦えるようにする訓練の期間だ。友人のakのブログを読んでいても、いかにその時期が大変なことか、こちらにも伝わってくる。その時期をめげずになんとか生き残った時、俺等の時代が来るのだと思う。

 そしてその時は、今と同じような努力をしていてはいけない。英語力なんかは、自分の最高の武器として使えてなくてはいけないだろうし、一通りの建築・空間を作るスキル・知識はなくてはいけない。そこをこれからの10年をかけてじっくり身に付けたい。

 shivaやakもその辺を狙って行動する・しているのだろう。面白いことだ。どっかにこういう言葉があった。「面白きことなき世を面白く」多分そういうことなのだろう。みんなと舞台の上で会いたいものだ。

 俺も仕事を通して、どんどんと大人になるのであろう。といっても、まだ俺は就職していないのだが、早くその時が訪れて欲しいと思う。まあ、まずは英語を身体化させなければ。