濃くて刺激的な一年を

久しぶりに日記を書こうと思う。テーマは良く高校の時の小論文にありそうな「建築と私」って感じで。

大学の入学当時、建築を学ぶことに意欲的でいた自分は、入学前の春休みに知り合った建築学科の先輩に勧められた本を何冊か読んだ。あれは安藤忠雄さん関係の本だったと思う。そこに書かれた文章から伝わる熱意と、自分の想像力をかきたてられるものに、時間が過ぎるのも忘れる位に入り込んだ。その後、安藤さんの本を何冊も買ってきて読んだり、講演会にも積極的に参加するようになり、入学してすぐに先輩達に混じって熱心な建築学生の一人になった。その一年生の時にいろいろと動き考えたことが、二年生より始まる設計課題のモチベーションに直接繋がって行ったのだろう。

あの時の一年間がその後の三年を形作ったように、今から始まる第二ステップでの一年目が、その後の何年かを決定する気がする。またあの時の様な建築に熱心な自分に戻りたいなと思う。いろいろと本読んで、いろいろ考えてって感じで、また濃い時間を精一杯過ごしたい。


そんな感じで、九月より設計に戻ります。